「上半身はガリガリなのに、下半身は普通…」「デコルテが痩せすぎて、服が似合わない…」こんなお悩みはありませんか?実は、上半身が痩せてしまうのには遺伝やホルモンバランス、食事の影響などさまざまな理由があります。でも、正しい方法でアプローチすれば、健康的にふっくらとした体型を手に入れることが可能です!
この記事では、上半身がガリガリになってしまう原因を解説し、食事・筋トレ・ストレッチを活用した改善方法を詳しく紹介します。また、すぐに取り入れられるファッションテクニックや、1ヶ月で効果を実感できるアクションプランもご提案。
「何から始めればいいかわからない…」という方でも安心!今日から実践できる方法を、わかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
上半身がガリガリな原因とは?まずは理由を知ろう
「なぜ私だけ?」上半身に肉がつかない主な原因5選
「上半身だけ細くてバランスが悪い…」と悩んでいる人は意外と多いです。考えられる原因は次の5つです。
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筋肉が少ない
上半身の筋肉が少ないと脂肪もつきにくく、細く見えます。特に肩や背中の筋肉が少ないと、より華奢に見えてしまいます。運動不足や筋トレ不足が原因で、特にデスクワーク中心の生活をしている人は要注意です。 -
食事のバランスが悪い
低カロリーや低タンパクの食事ばかりだと筋肉がつきにくくなります。特に炭水化物や脂質を減らしすぎると、上半身がさらに細くなることがあります。ダイエット中の食事制限が過剰になり、必要な栄養が不足している可能性も。 -
ホルモンの影響
女性ホルモン(エストロゲン)が減ると脂肪のつき方が変わり、上半身が痩せやすくなることがあります。特に40代以降はホルモンバランスが変わるため、若い頃と同じ食事や運動ではカバーしきれないことも。 -
骨格の特徴
骨格ウェーブタイプの人は、もともと上半身が細くなりやすい傾向があります。この場合、筋トレや食事でふっくらさせることがポイントです。特に肩やデコルテ周りの筋肉をつけることで、上半身の華奢さをカバーできます。 -
姿勢や運動習慣
猫背や巻き肩だと、胸や肩周りの筋肉が発達しにくく、上半身が細く見えます。上半身の筋トレをあまりしていない場合も、筋肉がつきにくくなります。普段の姿勢やストレッチ、トレーニングを意識するだけでも改善が期待できます。
生活習慣チェックリスト
あなたの生活習慣に問題がないか、次のリストをチェックしてみてください。
✅ 朝食を食べないことが多い
✅ タンパク質をあまり摂らない
✅ 炭水化物を控えすぎている
✅ 姿勢が悪い(猫背・巻き肩)
✅ 上半身の筋トレをしていない
✅ ダイエットで急に体重を落としたことがある
3つ以上当てはまる場合は、生活習慣の見直しが必要かもしれません。
病気が原因の可能性も?
どんなに食べても上半身がガリガリのままなら、**甲状腺機能亢進症(バセドウ病)**などの病気が関係していることもあります。
✅ いくら食べても太らない
✅ 動悸や息切れがする
✅ 手が震えることがある
✅ 汗をかきやすい
✅ いつも疲れやすい
これらの症状がある場合は、一度病院で検査してもらうと安心です。
上半身ガリガリを改善するための食事と栄養
プロテインの選び方&おすすめ商品3選【女性向け】
プロテインは上半身のボリュームアップに役立ちますが、選び方を間違えると効果を実感しにくいことも。目的に合ったプロテインを選びましょう!
プロテインの種類と選び方
✅ 筋肉をつけたい人向け → ホエイプロテイン
・吸収が早く、筋肉の合成を助ける
・運動後の摂取がおすすめ
✅ 体重を増やしたい人向け → ウエイトゲイナー
・タンパク質+炭水化物でカロリー補給に最適
・痩せ型体質の方におすすめ
✅ 植物性がいい人向け → ソイプロテイン
・吸収が緩やかで腹持ちが良い
・女性ホルモンに似た成分(イソフラボン)を含む
おすすめプロテイン3選
🥤 ザバス ホエイプロテイン
・飲みやすく、初心者でも続けやすい
・スーパーやドラッグストアでも購入可能
💪 ゴールドスタンダード(Optimum Nutrition)
・海外で人気&高タンパク含有量
・溶けやすく、味の種類も豊富
🌱 マイプロテイン ソイプロテイン
・植物性で消化吸収が穏やか
・低脂肪&低カロリーでヘルシー
プロテインは継続が大切!生活スタイルに合ったものを選び、無理なく続けていきましょう。
1日の食事例と推奨摂取カロリー
健康的に上半身にボリュームをつけるためには、適切なカロリー摂取とバランスの取れた栄養が不可欠です。特に、筋肉を増やしながら体重を増やしたい場合は、消費カロリーよりも摂取カロリーを多くすることが重要です。ただし、単にカロリーを増やすだけでなく、質の良いタンパク質・炭水化物・脂質をバランスよく摂取することが大切です。
体格別の1日の推奨摂取カロリー(目安)
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小柄(150cm前後 / 40kg台):1,800〜2,000kcal
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標準(160cm前後 / 50kg台):2,000〜2,300kcal
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高身長・筋肉量多め(165cm以上 / 60kg台以上):2,300〜2,500kcal
※運動量が少ない人は下限を、筋トレを週3回以上行う人は上限を目安に調整してください。また、体重がなかなか増えない場合は、1日の摂取カロリーを200〜300kcalずつ増やして様子を見ましょう。
1日の食事例(約2,200〜2,400kcal)
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朝食(約500kcal):オートミール50g+ギリシャヨーグルト100g+ナッツ10g+バナナ1本
→ オートミールとバナナでエネルギー補給、ヨーグルトでタンパク質を確保 -
昼食(約600kcal):鶏むね肉150g+玄米150g+アボカド1/2個+サラダ+野菜スープ
→ 低脂肪高タンパクの鶏むね肉と、良質な脂質を含むアボカドで栄養バランスUP -
間食(約300kcal):ミックスナッツ30g+プロテイン1杯(約20g)+チーズ1個
→ ナッツの良質な脂質とプロテインで筋肉合成をサポート -
夕食(約700kcal):鮭150g+さつまいも100g+味噌汁+ブロッコリー
→ 鮭のオメガ3脂肪酸が健康維持をサポートし、さつまいもでエネルギー補給 -
寝る前(約300kcal):カゼインプロテイン1杯(約30g)+アーモンドミルク200ml+はちみつ小さじ1
→ ゆっくり吸収されるカゼインで寝ている間の筋肉分解を防ぐ
このような食事を続けることで、健康的に上半身にボリュームを出し、体全体のバランスも整えられます。また、摂取カロリーを意識しながら、適度な運動を取り入れることで、引き締まった美しい体型を目指せます。
上半身ガリガリを解消する筋トレ&ストレッチ
上半身がガリガリなのを改善するには、筋肉をしっかりつけることが大切です。ただし、単に食事量を増やしても、バランスよく筋肉がつくわけではありません。特に女性は、筋トレをしないと脂肪ばかりが増えてしまい、理想のシルエットとは異なる体型になりがちです。ここでは、自宅でできる簡単な筋トレ、ジムで行う本格的なトレーニング、姿勢改善のためのストレッチ、そして1週間で効果を感じやすい時短メニューを紹介します。
初心者向け!「ふっくら上半身」を作る自宅筋トレ5選
「ジムに通うのはハードルが高いけど、上半身をふっくらさせたい!」という人向けに、自宅でできるトレーニングを紹介します。これらは特別な器具がなくてもでき、短時間で効果を実感しやすい種目です。
プッシュアップ(腕立て伏せ)
【狙う部位】大胸筋・上腕三頭筋・肩 【回数・セット】10回×3セット(膝つきでOK) 【ポイント】 ・手幅は肩幅より少し広めにする ・背中を反らず、一直線の姿勢をキープ ・腕の力だけでなく、胸をしっかり使うイメージ
ショルダープレス(ペットボトル使用可)
【狙う部位】肩(デルタ筋) 【回数・セット】15回×3セット 【ポイント】 ・500mlや1Lのペットボトルを使い、ゆっくり上げ下げ ・肘を90度に曲げた状態から、頭上に押し上げる
ゴムバンドでベントオーバーロウ(背中を鍛える)
【狙う部位】広背筋・僧帽筋 【回数・セット】12回×3セット 【ポイント】 ・ゴムバンドを両足で踏み、両手でしっかり持つ ・背筋を伸ばしながらお辞儀して、肘を後ろに引く ・肩甲骨を寄せるイメージで引き切る
ゴムバンドでデッドリフト(全身を鍛える)
【狙う部位】背中・お尻・もも裏 【回数・セット】10回×3セット 【ポイント】 ・ゴムバンドを両足で踏み、両手でしっかり持つ ・膝を軽く曲げ、背中を丸めずに上体を前傾 ・腰を押し出すように体を起こし、フィニッシュで背筋を伸ばす
ゴムバンドでフロントレイズ(肩と前腕を強化)
【狙う部位】三角筋前部・上腕 【回数・セット】15回×3セット 【ポイント】 ・ゴムバンドを足で踏み、両手で持ちゆっくりと前へ持ち上げる ・腕を伸ばした状態で肩の高さまで持ち上げる ・反動を使わず、ゆっくり下ろす
プランク(体幹強化)
【狙う部位】腹筋・背中 【時間】30秒×3セット 【ポイント】 ・お腹に力を入れ、腰を反らさない ・肩の真下に肘をついてキープ
ジムで本気改善!上半身に厚みをつけるマシントレーニング
ジムに通えるなら、マシンを活用して効果的に筋肉をつけましょう。自重トレーニングよりも負荷を高められ、より短期間で結果を出しやすくなります。
チェストプレス
【狙う部位】大胸筋 【重量・回数】10回×3セット(初心者は10kgからスタート) 【ポイント】 ・肘を深く曲げすぎず、胸の筋肉を意識 ・肩に力を入れすぎない
ラットプルダウン
【狙う部位】広背筋(背中) 【重量・回数】10回×3セット(初心者は15kgから) 【ポイント】 ・胸を張り、肘を腰にぶつけるイメージで引く ・反動を使わず、ゆっくり下ろす
ショルダープレス
【狙う部位】三角筋(肩) 【重量・回数】12回×3セット(初心者は5kgから) 【ポイント】 ・肩をすくめないように注意 ・バーをゆっくり下げ、押し上げる
ストレッチ&姿勢改善で変わる!デコルテ周りを整える方法
上半身が華奢な人は、姿勢が悪いことでさらにガリガリに見えてしまうことがあります。ストレッチで姿勢を改善し、デコルテ周りをスッキリ整えましょう。
胸を開くストレッチ
【方法】 ・両手を背中の後ろで組み、胸を開く ・30秒×3セット
肩甲骨ストレッチ
【方法】 ・腕を前に伸ばし、肩甲骨を開く ・30秒×3セット
首&鎖骨周りのストレッチ
【方法】 ・首を左右に傾け、ゆっくり伸ばす ・30秒×3セット
1週間で違いが出る!簡単&時短トレーニングメニュー
忙しい人でもできる、1週間で変化を感じやすいメニューを紹介します。短時間でも、正しいフォームで行うことでしっかり効果を出せます。
【1週間メニュー例】
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月・木:プッシュアップ、ショルダープレス、ゴムバンドでベントオーバーロウ(各3セット)
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火・金:ゴムバンドでデッドリフト、ゴムバンドでフロントレイズ、プランク、ストレッチ(各3セット)
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水・土・日:軽めのストレッチ&姿勢改善エクササイズ
このメニューを続けることで、1週間後には「姿勢が良くなった」「デコルテがふっくらした」など、少しずつ変化を感じられるはずです。まずは無理のない範囲で始めてみてください!
上半身ガリガリをカバーするスタイルアップ術
体型カバーコーデのコツ
上半身がガリガリな方は、服選びを工夫するだけでバランスの取れたシルエットを作れます。ポイントは「ボリュームを足す」「視線を上に集める」「骨感を隠す」の3つ。
ボリューム感をプラス
・フリルやギャザーのトップス → 華奢さを和らげる ・オーバーサイズのシャツ → 自然な厚みを演出 ・パフスリーブ → 肩幅を広く見せる ・厚手の生地(ツイード、ニット) → シルエットに立体感を加える ・肩にボタンや装飾があるデザイン → 視覚的にボリュームを演出
視線を上に集める
・明るめカラー(白・ベージュ) → ふっくら見える ・柄物トップス → メリハリを作る ・大ぶりアクセサリー → 鎖骨周りを華やかに ・Vネックよりもラウンドネック → 首元の骨感を和らげる ・帽子やヘアアクセサリー → 視線を上に引き上げる
骨感を隠す
・リブニットやツイード → 立体感を出す ・ダウンジャケット → シルエットを調整 ・ドルマンスリーブ → 自然なゆとりを作る ・ふんわりしたストールを活用 → デコルテの骨感をカバー
鎖骨・デコルテをふっくら見せるアイテム
ガリガリな鎖骨をカバーするためのアイテムを紹介します。
ボートネック&オフショルダー
首元を美しく見せ、華奢さを軽減。オフショルダーはデコルテの骨感を和らげつつ、女性らしさを引き立てる。
ストールやスカーフ
ボリュームをプラスし、ふんわりとした印象に。寒い季節はウールやカシミヤ、春夏はシフォンなど素材を変えるとおしゃれ度UP。
タートルネックニット
骨感をしっかりカバー。リブ素材ならさらに効果的。シンプルなデザインより、襟元に装飾があるものを選ぶとさらに効果的。
パールやビーズのネックレス
首元にボリュームを足すことで、デコルテのガリガリ感を軽減。特に短めのチョーカータイプは効果大。
今日から始められる!具体的なアクションプラン
「上半身ふっくら計画」1ヶ月スケジュール
【1週目】
・食事改善(タンパク質を意識)
・軽めの筋トレ(肩・背中・胸)
・改善前の写真を撮る
・ストレッチ習慣を取り入れる(姿勢改善)
【2週目】
・筋トレ強度UP(腕立て・ダンベル)
・プロテイン導入
・食事量と体重変化の確認
【3週目】
・さらに筋トレ負荷回数UP&食事調整
・体の変化を記録(写真を撮る)
・姿勢改善エクササイズ継続(猫背などの改善状況確認)
【4週目】
・ファッションを工夫(上半身をふっくら見せる服を選ぶ)
・ビフォーアフター記録
・継続するための計画を立てる
何から始めるべき?優先順位の決め方
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食事改善 → タンパク質・脂質を意識し、炭水化物も適量摂取
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筋トレ → 週2~3回、習慣化(特に肩・胸・背中)
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姿勢改善 → 肩ストレッチ5分で猫背解消
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ファッション工夫 → 即効性があるので取り入れやすい
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睡眠の質を上げる → 成長ホルモンを促進し筋肉をつけやすくする
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ストレス管理 → 自律神経を整え、食欲や代謝を安定させる
継続するためのコツ
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記録をつける → 変化を写真やメモで管理
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ご褒美を設定 → 1ヶ月継続で新しい服を購入
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SNSで発信 → 仲間を作ると継続しやすい
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完璧を求めない → 無理せず続けることが重要
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気分転換を取り入れる → トレーニング内容や食事メニューを変えて飽きないようにする
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短期目標を決める → 「まずは1週間」「まずは3kg増量」など小さな成功体験を積む
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プロのアドバイスを活用 → パーソナルトレーナーや栄養士に相談するのもアリ
まとめ
上半身がガリガリになってしまう原因は、遺伝や体質だけでなく、ホルモンバランスの変化や食事・運動習慣の影響も関係しています。特に40代以降の女性は、代謝の低下が影響しやすいため、適切な対策が必要です。
改善のポイントとしては、以下の3つが重要です。
- 食事の見直し:タンパク質・脂質・炭水化物のバランスを整え、健康的にふっくらする食事を意識する
- 筋トレ&ストレッチ:上半身にボリュームをつけるトレーニングを取り入れ、姿勢改善もあわせて行う
- ファッションの工夫:骨感をカバーする服装や小物を活用し、すぐに見た目の印象を変える
まずは、自分の体型の原因を知り、できることから実践してみましょう!